アイディア発想

Framwork

発想が広がる!アイディアが浮かばない時のフレームワーク「マインドマップ」

おつかれさまです!ゆうぞうです。

今回のビズ技は、アイディアが浮かばい時に使えるフレームワークのひとつ、マインドマップ(MindMap)を紹介します。マインドマップの一番いいところは経験がなくても一人で使えるもので、フレームワークのとっかかりとしてもおすすめです。

1.マインドマップ(MindMap)とは?

堅苦しい知識レベルの内容はウィキペディア様にお願いするにして、カンタンに一言で説明すると、頭の中で思いついたことを書き出して線でつなげていく思考法ただそれだけです。イメージは、こんな感じ。これは「ファッション」をテーマにした例。
mindmap_2
「cacoo」オフィシャルHP(https://cacoo.com/ja/)より

 

こちらは「スポーツ」をテーマにした例。
mindmap_1
「cacoo」オフィシャルHP(https://cacoo.com/ja/)より

2.マインドマップのやり方

考えたいテーマや問題を中央に置き、そこから思いついたものを記載し、それを線でつなぎます。ファッションの例であれば、靴、服、かばん、帽子、アクセサリーを列記し、ファッションと線でつなぎます。

次に、いま記載した発想から連想するものを記載し、線でつなぎます。ファッションの例であれば、靴から連想するスニーカー、ブーツ、ヒールなどを列記し、線でつなぐという具合です。

これを繰り返し、もともとのテーマから連想するキーワードやアイディアを広げていきます。子どもの時にやった連想ゲームと同じ要領です。♪黄色はバナナ、バナナは果物、果物はミカン、ミカンは愛媛、愛媛は四国、四国は瀬戸内海、瀬戸内海は牡蠣、牡蠣は広島、広島はカープ、カープは赤い、赤いは鼻血、鼻血はティッシュ、ティッシュは箱、箱は四角、四角は…

このように、マインドマップは簡単に一人ではじめられる便利なツールです。もちろん、マインドマップを集団で使ってもよいです。集団で発想を広げる類似の方法にブレインストーミング(通称:ブレスト)があります。そのブレストに挑む前の頭のウォーミングアップとして、各自行ってみるという使い方もあります。マインドマップは、ブレインストーミングと同様に、アイディアを広げたい時に使う思考方法の一つです。
【アイディア発散】集団発想法ブレインストーミング

3.マインドマップのいいところ(メリット)

 3-1.ひとりでできる

前述の通りですが、ひとりでできるのが最大のメリット。一人でできるということは、場所や時間を選ばないということでもあります。ブレーンストーミングのように集団で取り組む「時間」や「場所」がない、時間が合わないような場合で、ひとりでもんもんとしている場合には、マインドマップを描いてみましょう。

 3-2.必要なものは紙とペンだけ

筆記用具があればやれます!これも大きなメリットです。紙でなくても、ホワイトボードを使ってももちろんよいです。ホワイトボードに書く場合、立って記載すると思いますが、実はこの立って考えることは有効とされています。座って考えるよりも、血行がよくなり、脳にも血液(ひいては酸素)が回り、思考力が向上するのです。

回りの目が気になる場合もあるかもしれませんが、ホワイトボードとにらめっこしながらやってみるのもよいでしょう。
mindmap_差込

 

4.マインドマップを使うときのポイント

 4-1.手書きでガシガシ書く

一人でやれるメリットの副次効果でもありますが、内容をダメ出しされることがありません。失敗したらどうしよう、検討はずれな意見をしたらどうしようと周りを気にする必要がありません。手を止めることなくガシガシ書いていくことが効果的です。

また、ガシガシ書くためには、書く行為を一番自由にできる手書きをおすすめします。マインドマップ用のアプリなども最近はありますので是非つかってほしいところですが、それらのアプリも評価が高いものは画面上をペンで描けるものばかりです。手書きであれば、紙でも、タブレットでも媒体は選びません。

キーボードのタイピングではなく、文字を書く行為もまた脳を刺激してますので、脳の働きを活発にする効果もあります。

 4-2.重複OK

がしがし書くこととおおよそ似ています。テーマからいくつも派生し(線が伸び)ていくので、派生のあちらこちらでキーワードが重複する可能性もありますが、気にしなくてよいです。書いていいかな、さっき書いたっけ?と考えてしまうと、発散しようとしている脳の活動を抑制することになってしまいます。脳が思うように、やりたいようにやらせることが、発想を広げるポイントです。

 4-3.未完成OK

また、未完成であっても書き出すことで、その情報が目からのインプットになります。頭の中だけで考えることと、書いたり発言したりアウトプットすることは、脳への刺激レベルがまったく異なります。例えばこんな経験ないでしょうか?

【事例1】一人で解決できず困ったときに、誰かに相談してみると、相談事項を話し終えた時に解決策が思いつく

【事例2】以前聞いた資料の保存場所を思い出せず、知ってそうな人に聞いてみると、内容を説明し終えた時に思い出す

これらの事例はいずれも、口頭で説明というアウトプットする行為が脳を刺激し、さらにアウトプットが自分自身へのインプットになり脳を刺激しているため、思いついたり、思い出したりすることができるのです。

 4-4.分類はあいまいでもOK

きっちりした階層や、正確に分類できなくてもよいのです。目的は、キレイにまとめることではなく、思考を発散することにありまます。マインドマップは報告資料のようにキレイに描き上げる必要がなく、思いついたまま、脳が思うようにしたいようにさせてあげることが、よい成果を生み出すポイントなのです。

5.最後に

マインドマップのアプリやソフトウェアも数多く提供されています。アプリやソフトウェアによっては、複数人と共有できたり、完成品をもとにタスクを関係者に振り分けたり、タスク管理表を作成したりできるものもあるようです。

アプリやソフトウェアのまとめ比較サイトもありますが、その良し悪しを判断するためには、数回の経験があるとよいでしょう。まずは、「紙」と「ペン」で実際にマインドマップを作ってみることをお勧めします。

テーマは何がいいでしょうか。合わない上司と上手にやる方法でも、考えてみましょうかね・・・
上司が合わない…上司を使いこなす術「ボスマネジメント」

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