プレミアムフライデー

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プレ金(プレミアムフライデー)が浸透しない理由を考える②

こんにちは。ゆうぞうです。

第一段では、プレミアムフライデーを1日の勤務時間の視点で論理的に示しました。通勤や出勤準備にかかる時間は同じ中で、労働時間が短いことは時間あたりの生産量が低いことが客観的に表現されました。第二段の今回は、1か月の中でなぜ最終金曜日なのかという点を紹介しながら、最終金曜日に実施することでの課題を考えてみたいと思います。

※現実を一個人として分析したものであり、政府の政策を批判しているものではありません。

1.最終金曜日が設定された狙い

 1-1.給料日(25日)過ぎ

第一弾でも触れましたが、プレミアムフライデーの運営は経産省。
プレ金(プレミアムフライデー)が浸透しない理由を考える

働き方を変えるというよりは、消費量を増やす狙いが主であるため多くの企業の給料日である25日以降の近くの日程が候補として挙げられました。

 1-2.旅行にも行ける金曜日

仕事を15時に退勤してからの消費の場合、消費するのは勤務地周辺に限られることになります。そこで考えられたのが、宿泊旅行で得られる消費を含めた経済効果。

3連休の場合は、通常の土日だけの週末と違い、温泉地へ宿泊なんてこともあることでしょう。暦を変えることは大事ですが、それと同じ効果を狙ったのがプレ金。金曜日に早く帰って、そこから旅行、場合によては勤務地からそのまま直行なんてこともあるかもしれません。私の周りにはいませんが(汗)…

2泊3日の旅行ができる週末を年12回増やすことで、経済効果を狙ったものです。この2つの視点から、

給料日明けの可能性が高い月末+勤務地以外での消費が期待される曜日=最終金曜日

と、プレミアムフライデーは最終金曜日が設定されたのでした。

2.最終金曜日が浸透しない理由

 2-1.フリーランスには金曜日が週末とは限らない

労働基準法上1週間あたりの労働時間は定められていますが、休日を土日とすることは定められていません。宿泊を伴う消費が狙いとしてありますが、土日が休みではない勤務形態の労働者にとっては、金曜日だからといって消費が高まらない。

マーケティングや、データ分析のポイントといわれることですが、平均値で考えても全体を網羅したことにはならないです。平均年収や平均年齢など全体の概要を理解するために価値あるデータでも、具体的実効策となると価値がないデータは多くあります。

逆に、この点まで考慮されていたとすれば、フリーランスに対する消費量アップの期待は小さかったと推測されます。

 2-2.金曜日は仕事がたまる

※ここからは、月~金が営業日となる企業での労働環境を前提にします。

仕事を計画的に遂行できる人には関係ない課題ですが、仕事をすべてコントロールできている人ばかりではありません。それができていれば、現状の働き方改革の推進を国策として進め必要はないでしょう。働き方改革を推進している現状を踏まえると、すべての仕事をコントールできていないと認められていることになります。

仕事をコントールできていない場合、1週間のスタートが月曜日の勤務形態の人にとっては、金曜日は仕事がたまる曜日です。どうしてもやらないといけない仕事がある場合、土日の休日出勤をして挽回をしていることでしょう。

土日で進捗を取り戻し、月曜日を迎え、1週間の仕事が一番たまってくるのがまた金曜日。その金曜日に15時にあがるなんてことできるでしょうか。金曜日に15時に退勤できる人は、金曜日でなくても仕事をコントロールして、有意義な時間の使い方をしているのではないでしょうか。

 2-3.月末は〆切が多い

企業には会計があります。決算があります。営業にも期限があります。これらの〆切の多くは月末です。四半期ごとの決算に向けては、月末に会計処理を追い込むなどの仕事があります。月曜日に比べ金曜日の方が仕事が多いことと同様に、月初に比べ月末のほうが〆切仕事が多くあります。

 2-4.給料日明けでも消費総量は変わらない

自分に入ってくる給料の総量が変わらなければ、消費できる総量も変わりません。

プレミアムフライデーが始まったからといって、給料が増えたり、家庭持ちのおとーさんのお小遣いが増えたりはしません。(もしお小遣いが増えているおとーさんがいたら、その交渉術を教えてくださいm(_ _)m)

プレミアムフライデーで消費量が増えたという報告レポートがあったとすれば、それはその金曜日だけのデータでしょう。プレ金で経済効果があるという為には、プレ金により消費が増え、景気が良くなり、延いては給料が増えたという図式が成立することです。が、給料が増えているというような声はききません。景気が良くなっている時に騒がれるベア(ベースアップ)の記事もそれほど多くは見られません。

3.最後に

現実路線としては、いつもより早く退勤して親睦を深める一杯というところでしょうか。私も一度その取り組みをしてみましたが、スタートが早まったからといって終わり時間は変わらず。結局は飲酒量が多くなったことで、次の日二日酔い。金曜日の消費量は若干上がりましたが、次の日1日の消費量は減少し、私個人でいけばプラマイゼロ、むしろマ~イ♪ってとこでした。

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